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Girls☆インタビュー

〈毎週金曜更新!〉

ドラマ、映画、CMなど各ジャンルで活躍するフレッシュスターたちが、仕事の現場での経験談や心掛けていることを語ってくれました。これから芸能界での活躍を目指すあなたにとって、参考になったり、刺激になることも多いはずだよ。
原嶺衣奈
8月に上演され、9月10日から再び上演の舞台『こもれびの中で 2010』に出演している嶺衣奈ちゃん。初舞台を経験して、発見したこと、頑張ったこと、成長できたことなどを教えてくれました。

こんなに演技どっぷりと1ヵ月、1つの役に集中して取り組むのは初めて

Q 今回初めての舞台を経験して、試行錯誤も大きかったかもしれません。


原嶺衣奈

原 嶺衣奈(撮影/古賀良郎)

「結構大変だろうなとというのは予想していたんですけど、思ったよりも大変でした。長ゼリフが結構あって、1コの長ゼリフが20行くらいあって、それがずっと対話で。また発声の方法って映像と違うなと思いました。特におなかから声を出すことを心がけなくてはいけない。そこが不慣れなのが出ちゃって。特に今回の演出家の人が求めるのは、ずっと声を張ってなくちゃいけないんですよ」

Q ずっと声を大きく出していて、それに感情も乗せなくてはならないのは大変だと思います。

「どっちかに集中すると、どっちかがおろそかになりがちで、両立するのが大変です。はじめの一言で声の大きさをMAXまで持っていけなかったり。そういう点で苦労していますね。舞台をやってきた人は急に出してもすぐに出るんですよ。動きについても、方向性だけを伝えられて、 残りは各自で動きを考えるという形で、キャストに任せられるんですけど、舞台経験のある方は何パターンも頭の中にできていて、いろんな動きができるんです」

Q 実際にうまくなるというより、舞台の場合は、「うまく見せる」というのが大事ですね。

「バスケはうまい下手が動きでわかりやすいので、いかにうまく見える動きをするかが結構大変です。やりこんでいるふうに見える手の動きを研究したりだとか、バスケ選手のクセをまねたりだとか。バスケ経験のある人が何人かいて、その人たちに教えてもらっていました。最初は、なんでおんなじ動きをしているのに、こんなに見え方が違うんだろうなということがあったり、でも徐々に動きがよくなってきました。スタッフさんから『ボールと友達になれ』と言われて、 バスケットボールを家に持って帰って、常にボールを触っていました。やっぱり、ボールをこねるようにすると、ボールが手に着いているように見えて、それを心がけてから変わりましたね」
原 嶺衣奈

舞台『こもれびの中で 2010』



Q 自然な動きを求められる芝居ですが、自然というのが一番難しいのでは?

「普段の感じってどういう感じかなと考えることもありますし、自然な動きってすごく難しいことですね。稽古の現場では本当に学ぶことが多いです。アドバイスをもらってから、舞台用のノートをつけているんですよ。それで毎日毎日、演出家の人が言った言葉などをメモにとって、こういう時はこうする、と一個ずつメモって、それでパニックになった時には読もうと思って。 こんなに演技どっぷりと1ヵ月、1つの役に集中して取り組むということはなく、求められることも多い舞台なので、これを期に何かを得て、演技が成長できればいいなと思います」

舞台『こもれびの中で 2010』
女子バスケット部のメンバーにOG会の手紙が届く。10年ぶりの再会。
友情、挫折、裏切り…誰もが高校時代に経験したこと…10年という年月が、人をどう変化させたのか。バスケットボールに青春を捧げた、高校生達の物語。
・御茶ノ水公演 8月27日(金)〜29日(日)
・文化学院講堂、駒込公演 9月10日(金)〜12日(日)滝野川会館で上演。

Text/日刊編集センター

はられいな●1990年1月6日生まれ、東京都出身。これまで映画『が〜るず★ねくすと』、ショートムービー『TDS たとえば、どこでもない、空の下で、』などに出演。イトーカンパニー所属。
橋本愛
放送中のドラマ『MM9』(毎日放送)に、物語の鍵を握る中学生の女のコ役で出演している橋本愛ちゃん。チャームポイントである“目ヂカラ”演技で、ミステリアスな存在感を醸し出しています。そこには愛ちゃんなりのこだわりがあって……。映画『告白』で注目を集める愛ちゃんですが、当の本人はいまひとつピンとこない様子。ドラマの撮影裏話はもちろん、デビューから今日に至るまでの心境の変化についても率直に話してくれました!

そんなに注目されているのかな? ……実感がわかないです(笑)

Q 『MM9』の撮影現場は、主演の石橋杏奈ちゃんによればとてもアットホームだったようだけど、愛ちゃんも楽しく撮影できたのかな?


橋本 愛

橋本 愛

「それが私は、ほかの役者さんたちとあんまり一緒になることがなかったんです。杏奈ちゃんとの共演シーンもなくて。『Seventeen』の撮影の時に『MM9』の現場の雰囲気について聞いたりはしていたんですけど、実際に皆さんの明るい、面白い部分がわかったのは、クランクアップの日でした(笑)」

Q それはちょっと寂しかったね(笑)。そんな中で挑んだ女子中学生・二田良秋津は、物語の鍵を握る重要な役どころだとか。

「秋津は表向きは普通の中学生なんだけど、ちょっと周りのコたちとは違う感じがあって。何よりその雰囲気を出すことをいちばん心掛けました。ほかの同級生の友達と一緒にいるときも、その中にとけ込まないように、例えば目を泳がせないようにしたりとか」

Q そういうアイデアは自分で?

「はい。何かを見るときはきちんと見て、視線を止めるところは止めるっていうように、動きをはっきりさせました」

Q この作品でも、愛ちゃんの“目ヂカラ”のインパクトは大! “目ヂカラ”演技といえば、映画『告白』が大きな話題を集めたけど、一気に注目されてビックリしたでしょう?

「(少し考えて、つぶやくように)そんなに私は注目されているのかな? ……実感がわかないです(笑)。でも目ヂカラがあるとは、初めて会った方によく言われますね。自分ではよくわからないんですけど。言い方がちょっと変かもしれないですけど、最近は慣れたっていうか……(照笑)」

Q 目の動きにしろ、まだそんなに出演作もない中で演技のアイデアをこうして思いつくということは、日ごろから表情の研究を?

「ドラマとか映画を観る時は、役者さんの芝居に目が行きます。女優の仕事をしていくにつれて、ほかの役者さんはどんな風にやっているんだろうって、セリフや動きが気になるようになりました。それまではストーリーを単純に楽しんでいただけ、というより実はテレビとか映画をあんまり観ないコでした(笑)」

Q 芸能界入りのきっかけとなったオーディション『ニューカム「HUA HUA AUDITION」』は、どうして受けようと?

「私ではなくて、CMでオーディションを知った母が応募しました。ちょっと遊び心で、応募しちゃおうか、ポイ! っていう感じで(笑)」

sugayarisako

『MM9』より一場面

Q オーディションではどんな審査が?

「書類審査の次に面接が地元の熊本であって、それに受かって事務所に入ることが決まりました。面接では演技のテストとかはなくて、特技披露と質疑応答だけでした。いちばん覚えているのが“夏休みは何をして過ごすの?”っていう質問で。ちょうど受けたのが中学校1年生の夏休みのときだったんです。“今度プールに行きます”って答えました(笑)。でも、それ以外のことはほとんど覚えてないです。それぐらい緊張してました。最初は芸能界に入りたいとは思ってなかったけど、やはりオーディションを受けるからには受かりたいと思うようになって。合格の連絡は2週間後ぐらいに来ました。でも家族はみんな信じられなくて“何で?”っていう感じでした(笑)」

Q 愛ちゃん自身は合格と聞いて、どんな気持ちに?

「感情の動きはあまりなかった気がします。確かに戸惑いはあったけど……。“うれしい!”となることもなかったし、これから先のことを考えて“どうしよう?”と急に不安になったりとか、そういう感情は何もわかなかったっていうか(笑)」

Q それぐらい芸能界は遠い世界だったのかな?

「そうだと思います。受けるまでは芸能界に入るなんて考えたこともなかったので。実際に東京の事務所に初めて行った時も、芸能界に入るっていう実感は全然わかなくて。今後のことについていろいろと説明があったんですけど、その話し合いというのに私は全然入っていなかった気がします(笑)。ズラーッと大人がいる中、母の横に子供の私がいるっていう感じで。私はただ“写真撮るから、こっち来て!”“歩いて”とか言われるがままに動いただけで。本当に何も考えてなかったから、違う意味で頭の中が真っ白でした(笑)」

Q デビュー作の映画『Give and Go』では、いきなり初主演を務めたわけだけど、プレッシャーはなかった?

「逆に楽しんでやれました。香川で撮影したんですけど、2週間くらいそこにずっといなければならなくて、マネージャーさんも親もいないなか一人で滞在しました。でも、それに関しても楽しいっていう感情しかなくて」

Q ホームシックにもならず?

「はい。初めてだったからこそ、不安がなかったっていうか。撮影自体にも不安な気持ちはあんまりなくて、ラクに演じることができました。でも、この作品に出たことで意識がすごく変わりました。女優という仕事にすごく興味を持つようになったんです」

Q これから、どんな女優さんになっていきたい?

「一つの型にはまらない女優になりたいです。"この人はよくこういう役をやるよね"ってイメージの固まらない、いろんな役のできる幅の広い女優になりたいです」


Text/日刊編集センター

【Profile】はしもとあい●1996年1月12日生まれ、熊本県出身。2008年度『ニューカム「HUA HUA AUDITION」』グランプリ受賞を機に芸能界入り。2009年、映画『Give and Go』で女優デビュー(8月21日&22日に東京シネマート六本木にて特別上映決定)、今年6月に公開された『告白』での演技が話題を呼び、一躍脚光を浴びる。女優業のみならず代々木ゼミナールのCMや、ファッション誌『Seventeen』(集英社刊)の専属モデルとしても活躍。(ソニー・ミュージック・アーティスツ所属) ドラマ『MM9』は毎日放送(水曜深夜1時半)、中部日本放送(金曜深夜2時半)、BS-TBS(土曜深夜3時)、東京MXTV(毎週土曜深夜2時半)で放送中のほか、iPadアプリでも配信。10月27日よりDVD-BOXシリーズ発売が決定している。(発売元:キングレコード)

GIRLS☆インタビュー

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